今日は狂言の先生が学校へやってきました。５・６年生向けに体験授業を行ってくださいました。子供たちは、初めはかなり緊張していたようですが、先生方が、色々とお話をしてくださる中で、徐々に楽しむことができるようになったようです。始めにそもそも「狂言」とは何かを教えていただき、その後、実際に狂言の演目「柿山伏」を見せていただきました。普段聞いたことのないような声の大きさに、子供たちもびっくりしたようです。演目終了後は、クイズでキャラクターについて教えてもらいました。その後、狂言の中で大切にされている「面」を実際に見せていただきました。今回は「鬼」の面でしたが、顔の角度によって、笑っているようにも、悲しんでいるようにも見え、まるで本当に表情があるようでした。最後に、実際に体を動かし狂言を体験しました。狂言中の姿勢は、ずっと保つのがとても大変なのだということを、肌で感じることができました。子供たちの感想からも、体験できたことで、気持ちに変化があった事がうかがえました。やはり、本当のものに触れるというのは、大切なことだと改めて感じた2時間でした。